婚約の歴史

婚約をするという風習は日本でも古くからありました。歴史上、明らかになっているのは、古墳時代から相手を想う気持ちを詩にして意中の相手の家の前で詠むことがプロポーズの始まりとしてあり、それを公表するのが婚約とされています。しかし、その後平安時代の後期からは政略的な結婚をすることもあったために、プロポーズをして結婚をすることがなくなります。

その後、江戸時代後期からまた恋愛結婚をする人も増えていきますが本格的にその傾向が強くなったのは戦後からです。戦後になると、1960年代あたりから結納の際に結納品として婚約指輪が贈られるようになります。それが1970年ごろからダイヤモンドを取り扱う宝石店がダイヤモンドの固い絆という石言葉であるというのに注目してキャンペーンとしてコマーシャルを打ち出したことで本格的に婚約の儀式が行われるようになりました。

ちなみに、婚約指輪が給料の三ヶ月分と言われるようになったのはテレビの影響です。これは、ドラマの中でこのようなフレーズが使われたことで婚約指輪は給料の三ヶ月分でありなおかつダイヤモンドが使われたものを贈るということが主流となりそれに伴い婚約をするという考えが根付くようになりました。